「比企氏系図」が伝わる寺。比企一族の菩提寺。

【中興】
創建は不明。比企左馬助則員(ひきさまのすけのりかず)が中興

【ご本尊】 阿弥陀如来
阿弥陀如来像は鎌倉時代の作。膝裏墨書銘には、願主比企左馬助藤宗則とあります。

【位牌堂】
境内に比企氏の位牌堂である大日堂があります。天井には狩野派の画風と伝えられる龍が描かれています。
大日堂と山門は、令和 3 年( 2021年)に国の登録有形文化財に登録されています。

大日堂

比企氏伝承

金剛寺には比企氏四代の墓があります。
十五代比企則員、十六代比企義久、十七代比企重久、十八代比企久員を含む歴代の墓があり、墓地の周囲には掘割が残り、比企氏の館跡と思われる姿をとどめています。

比企氏四代の墓

松山城攻防戦

天正18年(1590年)の豊臣秀吉の小田原攻めの時、松山城は前田利家の軍に包囲されますが、松山城の北西の守りに比企左馬介則員がついています。

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